2003年頃作成
2012年4月見直し2016年11月追記
 室生寺女人高野 室 生 寺 
 
2016年11月19日には地元茶会有志による紅葉茶会が開催されます。

西に位置する、(昔の話?で)女人禁制の高野山に対し、女人高野で有名な奈良室生寺。
交通手段は、近鉄大阪線、室生口大野駅から、バスがあります。
ハイキングコースとしては、川沿いのルートがありますが、車も走っていますので、森林浴ができる東海自然道のルートがよいでしょう。駅から室生寺まで、約2時間のハイキングコースです。
車の場合は、西名阪針ICからのルートがいいでしょう。駐車場は、寺の界隈に多数あります。室生寺へいたる太鼓橋付近の道路は、道幅が狭いので、交互通行になります。
寺の界隈には、売店や旅館、食堂それに派出所などがあります。
地図 室生寺
途中6月中旬から7月にかけて、ホタルが乱舞する様を鑑賞できる場所があります。
数年前、二回ほど鑑賞させていただきましたが、ホタルの多さにびっくりしました。私の美貌?に迷ったホタルが私の肩に止まったときは驚きました。
太鼓橋を渡って室生寺へ入ります。
室生寺では、10年ほど前までは、毎年11月の第二日曜日に、「紅葉の会」と銘打ってお茶会が盛大に開催されました。例年約1000人の方が野点(のだて)で一服いただいたそうです。
太鼓橋 太鼓橋
太鼓橋から 太鼓橋をみる
茶室 のだて
茶室(知水奄) のだて
寺境内の配置図を示します。

境内

室生寺で有名なものの一つに国宝五重塔があります。塔は二つの点で非常に有名です。
五重塔
五重塔
再興した姿
台風による倒木で損壊
五重塔
一つは、平成10年の秋の台風で、杉が根こそぎ倒れ、このため五重塔が一部損傷しましたが、わずか2年で修復されたこと。もう一つは、この塔は、日本で最も小さく、高さが16.1メートルであるということ、です。
室生寺には、重文や国宝の建物や像が沢山安置されています。山野の風景とともに、建物や像を心ゆくまで眺めていると心が安らぐでしょう。
像 像
薬師如来 十一面観音

室生寺略縁起

 室生は古代から水神の聖地として知られ、今も竜穴や竜穴神社などにその面影をとどめているが、奈良時代には皇族の病気平癒祈願が行われて霊験があり、こうしたことから八世紀の末期、興福寺の僧賢憬が勅命を奉姦丁じて、国家のために建立したのが室生寺である。
 賢憬は奈良時代末期の高名な学僧であったが、その後を継いだ修円も、空海や最澄と並ぶほど席数と密教を兼ねそなえた傑僧で、室生寺の基礎はほぼ修円の時代に固められた。だが一説には、室生寺は天武天皇の勅願によって役行者が開き、後空海が再興したと伝えているが、こうした伝承は、幽邃な環境のために密教的な色彩の強くなったこの寺が、次第に真言宗に傾くとともに、その宗祖空海と深い係りがあったと説えられたためで、空海の開いた高野山が、密教の道場として厳しく女人を禁制したのに対し、室生寺は女人の済度をはかって登山を許したので、『
女人高野』と呼ばれるようになった。

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